ハンドルを左右どちらかにめいっぱい切ってから反対にめいっぱい切ったときに、何回転するかを表すことば。『ロック・トゥ・ロック2回転半』などといったかんじで使われる。前輪の最大切れ角が同じであれば、ステアリングギヤレシオがクイックなほどロック・トゥ・ロックは少なくなるので、シャープなフィーリングになるといえる。いっぽう、切れ角アップスペーサーや切れ角アップタイロッドでステアリング切れ角を増やすと、少しだがロック・トゥ・ロックも増える。