暴走族仕様の4輪車、いわゆる“族車”のスタイルのひとつ。もともとはレーシングカーから影響を受けていると思われるが、しだいにエスカレートしてひとり歩きしはじめた。上方にはね上げ、ルーフと同じくらいの高さまで伸ばしたマフラー(竹やり)や、大きく前方に張り出したフロントバンパー下部(出っ歯)が特徴だったことから、「竹やり出っ歯」と呼ばれた。最盛期は1980年代だが、現在でも一部のオーナーがこの文化を受け継いでいる。なお千葉や茨城に多かったことから「チバラギ仕様」とも呼ばれる。